平成17年、創立80周年記念誌、小島校長挨拶「地域の誇りである学校を引き継いで」より


「明治40年代、この地は度重なる大洪水に見舞われました。そのため十年余りの歳月をかけて荒川放水路が造られ、千住新橋もできました。この地域の子供たちは、この橋を渡り、旧千寿第三小学校に通っていましたが、風雨の強い日は橋の上で傘が飛ばされ、ずぶ濡れになったそうです。ここで”堤北にも学校を”との願いが高まり、地域の方々が役場に掛け合い、土地を探し、開校させてくれたのです。幾多の困難にもめげず、ようやく大正十四年に教室4、児童数165名で千住町立千寿第五尋常小学校として開校になりました。」(平成17年、創立80周年記念誌、小島校長挨拶「地域の誇りである学校を引き継いで」より)

地域の方々の子供たちへの思いが千五をつくり、統廃合の危機に対しても、地域の方々の反対が千五を守る大きな力となっています。
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地域と学校と保護者で長い時間をかけてつくりあげてきた私達の千五。一人ひとりの子供を、先生方、地域の皆さん、そして保護者が一体となって暖かく見守りながら、育ててきました。これだけの時間をかけて関係者の熱意を積み重ねてつくりあげた環境は、もう二度と同じものはつくれません。未来の子供たちのために必ず千五を守りましょう。そして、地域コミュニティーの要、地域の防災拠点の千五を必ず守りましょう。

2011年11月20日日曜日

千五守ろうNews_No.22

千五関係者の皆様

● 教育長宛て文書発信
以下の文書を、11/15付で、教育長宛て送付しました。写しを区長及び足立区役所関係部門に送付しました。
引き続き、強い意志をもって、千五の考え方を、教育委員会にぶつけていきます。
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足立区教育委員会教育長
青木光夫 殿
五反野小学校と千寿第五小学校の統合についての
地域への説明会、両校保護者への合同説明会の開催について
平成23年11月15日
千寿第五小学校
開かれた学校づくり協議会
会長 高野 泉
10月15日、11月7日、11月12日、足立区教育委員会より五反野小学校と千寿第五小学校との統合案について説明をしていただきました。しかしながら、依然として、千寿第五小学校が統廃合の対象となることについて合理的な理由が示されず、また、正式決定に向けスケジュール通りに進めたい、との説明を再三繰り返すため、説明会を重ねるたびに地域及び保護者の不安は日増しに大きくなっております。
1.      地域への説明会
今回11月12日の説明会において、
・足立区長による統合案を正式決定した後、東日本大震災を考慮した見直しを行う。学校は一義的に教育施設である。付随する防災およびコミュニティーの拠点としての機能の検討はなくとも、先ず統合案を正式決定することは出来る。
というご説明をいただきました。これは地域住民に対し重大な問題を提起する発言であり、地域住民を対象とした説明会を早急に開催し、区としての考え方を伝える必要があると考えます。
(依頼事項①)地域住民を対象とした説明会の早期開催(11月中)
2.      両校保護者への合同説明会
合同説明会については、両校保護者より、何度も提案されていることであります。千五側より11月12日の説明会を両校参加可能とする提案をさせていただきましたが、
・五反野保護者への説明に千五保護者が同席することは、五反野保護者を必要以上に不安にさせるものであり、教育委員会としては了承できない。
というご説明をいただきました。両校保護者に対して発信する情報レベルを同一にすることは教育委員会としての責務とのお話を何度もいただいているにも関わらず、両校保護者を一同に集めての説明会が開催されないことに対し非常に強い疑問を感じております。両校保護者を対象とした説明会を早急に開催し、同じ場において、教育委員会、五反野保護者、千五保護者が意見交換を行う必要があると考えます。
(依頼事項②)両校保護者を対象とした説明会の早期開催(11月中)

以上
写し:
足立区長、政策経営部、広報室、総務部、危機管理室、地域のちから推進部

【千五守ろうNews】
http://sengosengo.blogspot.com/ または、「千五守ろう」で検索
【資料】
・地域問題として考える千寿第五小学校 統合計画案
http://inoko.dip.jp/project_a/千寿第五小学校地域が守らなくてはならない多くの理由.最終版.1doc.pdf
・教えて統廃合
http://inoko.dip.jp/project_a/amnnga.pdf

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