平成17年、創立80周年記念誌、小島校長挨拶「地域の誇りである学校を引き継いで」より


「明治40年代、この地は度重なる大洪水に見舞われました。そのため十年余りの歳月をかけて荒川放水路が造られ、千住新橋もできました。この地域の子供たちは、この橋を渡り、旧千寿第三小学校に通っていましたが、風雨の強い日は橋の上で傘が飛ばされ、ずぶ濡れになったそうです。ここで”堤北にも学校を”との願いが高まり、地域の方々が役場に掛け合い、土地を探し、開校させてくれたのです。幾多の困難にもめげず、ようやく大正十四年に教室4、児童数165名で千住町立千寿第五尋常小学校として開校になりました。」(平成17年、創立80周年記念誌、小島校長挨拶「地域の誇りである学校を引き継いで」より)

地域の方々の子供たちへの思いが千五をつくり、統廃合の危機に対しても、地域の方々の反対が千五を守る大きな力となっています。
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地域と学校と保護者で長い時間をかけてつくりあげてきた私達の千五。一人ひとりの子供を、先生方、地域の皆さん、そして保護者が一体となって暖かく見守りながら、育ててきました。これだけの時間をかけて関係者の熱意を積み重ねてつくりあげた環境は、もう二度と同じものはつくれません。未来の子供たちのために必ず千五を守りましょう。そして、地域コミュニティーの要、地域の防災拠点の千五を必ず守りましょう。

2011年12月17日土曜日

千五守ろうNews_No.43

千五関係者の皆様

■署名
10,498 [2011.12.16現在]
・多くの方にご協力いただいております千五小統廃合計画見直しのための署名ですが、この度10000筆を超えました。ありがとうございました。区長へ手渡しの調整をしており、まだ日程は未定ですが、提出の際には多数の地域関係者・保護者・児童に参加していただき、区長に会いたいと考えております。ご協力よろしくお願いします。

■統合実施計画案 → 12月正式決定できず
・教育委員会は、当初12月初旬に「統合実施計画」を区長決定し、12月13日の文教委員会において決定を報告する予定でした。しかし、地域への説明が進まなかった等の理由から12月の決定は見送られました。教育委員会は12月の決定に向け強行な態度を崩しませんでしたが、地域と保護者が一体となった統合反対の動きがストップをかけました。統合実施計画そのものを消えておらず、教育委員会は引き続き計画を進めると主張していますが、統合反対運動が大きな力となったことは間違いありません。

・転機となったのが、11月、来年度の新入生が69名確保できたところです。これを境に町会の千五を守れの声が高まり、これに呼応するように区議の中に「来年11月、12クラスが確定する可能性があるのに、今の時点で統合を正式決定するのは拙速ではないか。」という声が出始めました。教育委員会は、千五がたとえ12クラスとなった場合でも統合する、と主張しています。しかし、実際に12クラスとなり適正規模に達した場合には、「統合ガイドラインのなかで、”過小規模校(6クラス)の対応を早急に進めます”していながら、地域・保護者が大反対している状況下において適正規模校同士の大規模統合を進める。」こととなり、反対の動きをさらに強めることが出来ると考えます。

反対運動は確実に千五を守る大きな力となっています。

力を合わせ、皆で千五を守りましょう。

【千五守ろうNews】
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2011年12月13日火曜日

千五守ろうNews_No.42

■ 署名
9,924 [2011.12.12現在]

目標の10,000筆まで76筆となりました。
10,000筆を突破し、さらに一筆でも多く積み上げましょう。引き続きご協力お願いします。

【千五守ろうNews】
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2011年12月11日日曜日

千五守ろうNews_No.41

■ 署名
9,522 [2011.12.11現在]

目標の10,000筆まで478筆となりました。
10,000筆を先ず突破し、さらに一筆でも多く積み上げましょう。引き続きご協力お願いします。

■ 80周年記念資料
News No.40でお願いした資料ですが、直後、6年生のお母さんから連絡いただき、入手しました。
ありがとうございました。

80周年当時の小島校長先生の挨拶「地域の誇りである学校を引き継いで」に、学校設立の経緯があります。
「(略) 明治40年代、この地は度重なる大洪水に見舞われました。そのため十年余りの歳月をかけて荒川放水路が造られ、千住新橋もできました。この地域の子供たちは、この橋を渡り、旧千寿第三小学校に通っていましたが、風雨の強い日は橋の上で傘が飛ばされ、ずぶ濡れになったそうです。ここで”堤北にも学校を”との願いが高まり、地域の方々が役場に掛け合い、土地を探し、開校させてくれたのです。幾多の困難にもめげず、ようやく大正十四年に教室4、児童数165名で千住町立千寿第五尋常小学校として開校になりました。初代大塚須之助校長は様々な要求や要望を役場になさり、学校創設へのご協力をなさいました。また、当時池の周りに現在の名誉区民志村文蔵氏のお父様が2,30本の柳を植えてくださったそうです。その後、池はプールになり、そのときの柳の内の一本が今も残り、本校のシンボルとなっています。(略)」

地域の方々の子供たちへの思いが千五をつくり、統廃合の危機に対しても、地域の方々の反対が千五を守ってくれようとしている。

このような長い年月、地域と保護者の子供たちへの思いが積み重なった千五を、皆で守っていきましょう。


【千五守ろうNews】
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千五守ろうNews_No.40

先週、八千代、高砂餅つきが開催されました。本日、四丁目餅つきが開催されました。町会にご了解いただき、署名活動をさせていただきました。多くの地域の方に対して、統合計画が持ち上がり、これに反対していること、現在の状況を伝えることが出来ました。町会の皆様、どうもありがとうございました。

さて、本日、2年生保護者のお母さんから、大正13年の千五開校請願記念(大正14年の開校前の記念写真)と、昭和31年の千五の画像コピーをいただきました。ブログに掲載したので是非ご覧ください。

【お願い】 
今回学校存続の運動をしていますが、これを機に、千五が出来た経緯をあらためて皆で共有したいと考えております。「千五地区にはもともと小学校が無く、荒川を渡って千住地区の学校まで通っていたが、近くで学ばせたいと考えた志村文蔵さんが土地を提供し、学校が設立された。」という話を伝え聞いております。これについて80周年記念行事のアルバム?の中に、詳しく書いた部分があると聞きました。どなたか、お持ちの方おられましたら、コピー等の提供をお願いします。

(ちなみに、本日四丁目餅つきで署名をお願いしていたところ、志村文蔵さんのお孫さん(現在葛飾在住)にお会いすることが出来ました。)




2011年12月10日土曜日

千五守ろうNews_No.39

■ 署名
9,021 [2011.12.10現在]

9,000筆超えました。
目標の10,000筆まで1,000筆切りました。
足立区長にいつ、誰が、どのように渡すか調整中ですが、1筆でも多く積み上げられるようにしたいと思います。
(区長には、必ず手渡ししたいと考えております。)
引き続きご協力お願いします。

(お願い)明日12/11、四丁目餅つきにも署名チーム行きます。署名チームに加わっていただける方、sengohirakyo@gmail.comまでご連絡下さい。

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2011年12月3日土曜日

千五守ろうNews_No.38

徹底検証11月12日教育委員会による統合説明会06

教育委員会が五反野、千五保護者への説明を進めつつも、正式決定後まで開示せずにおこうとしているのがプレハブの図面です。



08:20 (教育委員会)プレハブは来週(11/14週)具体的な案が出て­くる。業者には相談している。検討は進めている。見積もりの段階­。契約でなく相談。

11/14週には具体的な案が出ていますが、千五への説明会は11/7,12、五反野への説明会は11/10,12のため、教育委員会が言うように12月に正式決定するならば、プレハブ図面を見るのは正式決定後になります。

プレハブ図面についての情報は全くありませんが、どのようなプレハブかを想像することは、実はそれほど難しくありません。なぜなら選択肢がありません。千五の敷地に現在の校舎を残しつつ、プレハブを建てるとすれば、プールを取り壊し、梅田交差点から綾瀬に向かう街道沿建てることになるでしょう。また、生徒数を考えると、少なくとも3階建のプレハブが必要です。

これらを組み合わせて考えると、以下の場所に3階建のプレハブを建てるのではないかと考えられます。

現在の五反野と千五の児童総数は約800人。学区編成が行われた場合、若干児童数は変わるものの、教育委員会の統合計画案の通りに進むと、これだけの児童数を、上記の校舎で2年間という長期間学ばせることなります。

建て替えの間はやむを得ない。

と考えてはいけません。

適正規模である千五と五反野を統合するという無理・矛盾が、このような教育環境の悪化を生み出している。


と強く認識すべきです。

800人の児童を、この狭小地に、2年間という長期にわたって詰め込む。

ことがどのようなことか、よくよく考えなければなりません。

安全性は確保できているのか。

どのような評価をしているのか、厳しくチェックする必要があります。

是非とも五反野・千五の合同保護者会を開催し、この点について両校保護者に対して説明し欲しい考えております。合同保護者会については、11/15、教育長宛て文書を発信し、申し入れておりますが、早期実現に向け、引き続き教育委員会に働きかけていきます。

千五守ろうNews_No.37

■ 署名

8,321 [2011.12.03現在]

8,000筆超えました。足立区長にいつ、誰が、どのように渡すか調整中ですが、1筆でも多く積み上げられるようにしたいと思います。引き続きご協力お願いします。

(お願い) 明日12/4午前、八千代町会、高砂町会餅つきに、署名チームが行きます。当日餅つきに参加者される方、署名チームの署名集めにご協力お願いします。

(お願い)12/11、四丁目餅つきにも署名チーム行きます。署名チームに加わっていただける方、sengohirakyo@gmail.comまでご連絡下さい。

■ 徹底検証11月12日教育委員会による統合説明会05



5:20 (保護者)地域には統合案をどのように知らせるのか。地域の方々­も非常に不安に思うはず。
7:50 (教育委員会)開かれ協議会の中に町会長さんも入っているので、­協議会通じて話をしたい。しかし、開かれ協議会に話をさせていた­だく機会を持てていない。町会長さんには直接説明する。
9:20 (教育委員会)来週(11/14週)早々町会長さ­ん達に説明させていただきたい。(その後、全町会が説明受け入れず。)


● 教育委員会は直接町会への説明を試みたが断念
教育委員会が、苦慮しているのが町会への説明です。教育委員会は町会の反応を非常に心配しています。実は教育委員会にとって、開かれた学校づくり協議会は、とても組しやすい相手です。地域問題となった場合、教育委員会では対応しきれなくなります。あくまでも学校問題と位置づけ、苦手の町会の対応は、開かれた学校づくり協議会へ対応する中で、済ませたいと考えていましたが、開かれた学校づくり協議会が話し合いに応じないため、町会への説明を直接することとしました。しかし、千五地区の全町会が「開かれた学校づくり協議会を通すこと。」と回答。別件の質問(統合案の正式決定は区長が行うのか)に対する回答書を教育委員会から11/30付(以下、23区民の声収第 2386 号)で頂きましたが、「町会から開かれた学校づくり協議会を通すことと言われたので、協議会と話し合いの場を持ちたい。」と、町会への直接説明を断念し、再び私たち開かれた学校づくり協議会にアプローチしてきました。


●教育委員会より、開かれた学校づくり協議会に反対を認めないとの通知
一方で、教育委員会より、「開かれた学校づくり協議会は、教育委員会が学校づくりを推進するために設置している組織であって、統合反対を開かれた学校づくり協議会として活動することは設置の主旨と異なる。統合反対の活動を、開かれた学校づくり協議会として行うことはおかしい。今後、統合反対の活動を行う場合は、開かれた学校づくり協議会の名前は出さないようにして欲しい。」との話がきました。

http://www.city.adachi.tokyo.jp/003/d10800143.html

苦手な相手(町会)への説明については窓口になって欲しい。しかし、統合反対活動は開かれた学校づくり協議会として行うことは不可、という内容です。教育委員会側の主張に一貫性がなく、相当混乱してきていることが伺えます。


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23区民の声収第 2386 号
平成23年11月30日
足立区教育委員会事務局 学校教育部
学校適正配置担当課長

日頃より教育行政に対しまして、ご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
XX様よりいただきましたご質問について、下記のとおり回答いたします。
実施計画(案)の案を取り実施計画とする事務手続きにつきましては、教育長および区長の決定を受けるものであり、 6月 27 日の文書に記載した「実施計画の正式決定(案)をとる」と同じものであります。学校の統合という大きな事業の中で、両校の地域の方々や保護者のみなさまのご意
見を聞きながら、子ども達のための教育活動および教育環境を考えてまいりたいということは、これまでの保護者説明会等で申し上げてきたとおりでございます。そのためにも、これまで千寿第五小学校の開かれた学校づくり協議会での説明および意見交換の機会をいただきたくお願いをしてまいりましたが、残念ながらその機会をいただくことができておりません。

教育委員会といたしましては、現時点におきましても、地域や保護者、教職員の代表者で構成する両校の開かれた学校づくり協議会が母体となった統合地域協議会の設置が最も望ましいと考えております。しかしながら一方で、足立区および教育委員会の基本方針として、今後、区内全域で進めていく区立小・中学校の適正規模・適正配置事業を積極的かつ円滑に推進していくためには、
これまでいただいた両校の関係者のみなさまのご意見を総合的に判断し、実施計画に基づき計画を進めていくことも必要であると考えています。
今後も、保護者のみなさまへの説明ならびに意見交換を行ってまいりたいと考えております。また、千寿第五小学校に関連する町会関係者からは、開かれた学校づくり協議会を窓口としているというご意見もいただいております。千寿第五小学校の開かれた学校づくり協議会の窓口を担っていただいておりますXX様におかれましては、ぜひ、開かれた学校づくり協議会での意見交換の場を設けていただけますようよろしくお願いいたします
[担当]
学校適正配置担当課

千五守ろうNews_No.35

徹底検証11月12日教育委員会による統合説明会04




7:00-8:30 ”五反野は(案)ということに不安。計画通り進めるための判断をしなけ­ればならない。”との説明が適正配置担当係長よりありました。
→ この発言の後、11/23の中央南地区綱引きなどの場で、たくさんの五反野保護者の方々とお話する機会がありましたが、”えぇ???”と皆さん驚かれていました。”(案)が十分に検討されていないのではないか?子ども達のことを考え十分に検討されているのか?”という話はしたが、早く計画通りに進めてほしい、という話は聞いたことがない、との話を五反野の保護者の皆さんはお話されていました。五反野の保護者の方々とお話して、”同じ保護者。同じ考えを持たれている”と強く感じました。五反野保護者との合同説明会の開催を11月15日付で教育長宛てで申し入れていますが、現在まだ回答ありませんが、急ぎ合同説明会を開催していただき、両校保護者が揃った場面で、教育委員会から説明を聞きたいと考えております。
→ 教育長宛て申し入れの前、電話で教育委員会に「11月7日、12日の千五説明会。11月10日、12日の五反野説明会に双方の保護者が参加できるようにしてほしい。」と申し入れましたが、「千五保護者がいると、五反野保護者に不安を与える。」との回答ありました。(回答メールあり)このような状況にも関わらず、12月の統合計画案を正式決定を急ぐ教育委員会に、両校保護者の不信感は高まってます。

3:20 ”千五に統合に前向きになってもらえるようと千五への働きかけは続­けていく。話し合いの場が持てなかった場合、統合地域協議会でな­いで別な形を教育委員会としては考えなければならない。”との説明が適正配置係長よりありました。
→ 統合計画案の中に、「統合地域協議会を設置し進める。」としていながら、千五が反対しているから別な形を考える、という説明です。ただし、統合計画案の中では統合地域協議会は、開かれた協議会の代表で構成するとされています。別な形を考えるならば、統合計画案自体が変わってきます。別な形とするならば、統合計画案自体の見直しが必要となるはずです。
→ 千五の反対に対して、あらゆる手段を打ってくることが予想されます。しかし、千五は地域・保護者、”千五を守る”という考えで結束しており、どのような手段にも十分に対応できると考えてます。

【千五守ろうNews】
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2011年12月2日金曜日

千五守ろうNews_No.34

千五関係者の皆様
①署名数
7,984 [2011.12.01現在]
当初目標の10,000は、途方もない遠い数と思っていましたが、現実的に到達出来る目標になってきています。
12月に入りましたが、署名は継続します。近藤区長へ渡す場を調整しております。一人でも多くの賛同者に署名を頂きましょう。
ご協力よろしくお願いします。
②署名集めのヘルプ
12/4午前、高砂町会と八千代町会の餅つきがあります。
ここで署名集めをさせていただくこととなりました。
しかし、署名スタッフが足りないので、是非皆さんにご協力いただきたいと考えております。
お手伝いいただけるかた、sengohirakyo@gmail.comまでご連絡下さい。
【千五守ろうNews】
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2011年12月1日木曜日

千五守ろうNews_No.33

千五関係者の皆様

● 区議会の傍聴を募集
12月1日(木)13:00~ 本会議1日目  区役所:本会議場
→ 公明党の代表質問で、いいくら昭二議員が千五について質問予定。(2:30頃)
「千寿第五小学校と五反野小学校の適正配置について文教委員会で報告があった。この報告内容では、まだ両校の関係者の話し合いがもたれていない状況である。そこで時間をかけても協議の場を設け地域の意見を集約し丁寧に対応すべきと思うが、区の見解を伺う。」
12月2日(金)13:00~ 本会議2日目  区役所:本会議場
12月5日(月)13:00~ 本会議3日目  区役所:本会議場
→ 浅子議員が一般質問で千五について質問する可能性あり。
12月13日(火)13:30~ 文教委員会 区役所:第三委員会室
http://www.gikai-adachi.jp/nittei/201112.html
我々は発言はできませんが、公聴することにより、決議にブレーキがかかる可能性があります。
皆様にも是非、本会議、文教委員会を傍聴していただきたく、メンバーを募集します。

※注意!※ 傍聴できる人数は限られています。事前に人数の調整をしたいと思います。まだまだ応募者少なく、余裕あります。
希望される方はあらかじめsengohirakyo@gmail.comまでお申し込みお願いします。
【千五守ろうNews】
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2011年11月30日水曜日

千五守ろうNews_No.32

千五関係者の皆様

①署名数
XXXXXX筆 [2011.11.30現在]
署名運動は継続します。目標はXXXXXX筆です。
今後もご協力よろしくお願いします。

②平成24年度 新入学児童数 最終集計
68人
とのこと。本日、足立区役所のホームページで公表される予定です。

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2011年11月28日月曜日

千五守ろうNews_No.31

千五関係者の皆様

ブログのコメント書き込みが出来ないとの連絡を多々頂いておりましたが、本日、登録ユーザー以外も書き込めるようにしました。多くの皆様の意見を聞きたいので、是非、書き込みよろしくお願いします。

【千五守ろうNews】
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2011年11月27日日曜日

千五守ろうNews_No.30

徹底検証11月12日教育委員会による統合説明会03

本日11/27(日)、防災訓練が開催されました。千五があらためて、教育の場であるとともに、地域コミュニティーの要、そして地域の防災拠点であることを、参加者全体で感じたことと思います。

開会式の防災協議会会長の挨拶が、とても印象に残りました。
・千五に今、統合の話が出てきてますが、千五は地域の防災の拠点としてとても大切な存在です。
・また、3.11震災の際に、1300人の帰宅困難者の方々を受け入れ、先生達は頑張ってくれました。
・千五小を皆で守っていきましょう。

このように、私たちが千五を、教育の場であるとともに、地域コミュニティーの要、そして地域の防災拠点であると捉えているのに対して、

11/12(土)の説明会で教育委員会が出した見解は以下の通りです。

03:00-04:15 ”皆さんちょっと誤解されていると思いますが、学校というのは一義­的には教育施設です。教育施設の管理運営・設置改廃は教育委員会­です。第一義的には教育施設をどうするか考える必要があります。それに付随して­防災機能、コミュニティ機能それをどうするかは当然議論のあると­こですが、これがなければ、これが出来ないというものではありません。基本的に教育施設としての統合を正式決定すること­は問題はありません。



学校が第一義的に教育施設であることは間違いありません。しかし、地域コミュニティーの要、そして地域の防災拠点であることも間違いありません。これらを総合的に検討した後でなければ、正式決定できないと私たちは考えます。

自ら所管する教育施設としての機能のみ検討して正式決定する、このような進め方に私たちは強い疑問を感じます。

(徹底的に11/12説明会を分析していきます。(続く))

2011年11月26日土曜日

千五守ろうNews_No.29

●明日11/27(日)、千五小で防災訓練があります。
防災拠点としての千五の重要性を再認識する日になると思います。足立区の指定する一次避難所は126ヶ所。11月1日現在の足立区の人口が約64万人。足立区全体で考えるとざっくり一か所5000人。現在の千五学区の4町会の人口が約1万人。現時点でも、足立区平均の倍の住民が災害時、千五を避難所とすることが想定されます。

このような地域住民の重要な防災拠点の千五に対して、



”3.11震災を考慮せずとも、統合(案)を足立区として正式決定することは出来る。”
(1:40~5:00)

という見解を足立区教育委員会は示しました。

五反野および千五地区の住民を、災害時、統合校は対応できるか否か、正式決定後、考えるとのことですが、正式決定前に災害時の安全確保を確認することが必要ではないでしょうか。
このような住民無視の見解に抗議する共に、私たちは地域住民への説明を強く求め、教育長宛て文書を出しました。(11/15)

● 3.11震災の際
千五は帰宅困難者1300人を受け入れました。千住新橋を渡り、特に松戸、柏方面に帰宅する方が道に迷いました。このような方々に対して、千五の先生方は、道案内、食事提供、道案内、休憩所・トイレ提供を寝ずに対応されました。下の動画は3.12の午後3時頃のものですが、それでもひっきりなしに、支援を求める方が出入りされていました。夜は本当に長打の列だったそうです。




千五は、教育の場であるとともに、地域コミュニティーの要、そして地域の防災拠点です。
明日は、このような千五の重要性を、あらためて考えてみることにしましょう。

千五守ろうNews_No.28

千五関係者の皆様

● 現時点の署名集計の状況をお知らせします。
4406 [11/25現在]
--------------
11/23時点で2137でしたが、未集計分が続々集まり、11/25(金)時点で倍になりました。
しかし、目標の10,000はまだまだ遠く、また、12月5日の週(以下12/13文教委員会前)、近藤区長に手渡ししたいと考えており、ここまでに、1筆でも多く上積みしたいです。大変お忙しいところと思いますが、引き続きご協力お願いします。
(足立区以外の方OKです。年齢制限ありません。児童も署名できます。)

● 1時間のご協力を! ―区議会の傍聴を募集―
12月2日(火)13:00~ 本会議  区役所:本会議場
12月13日(火)13:30~ 文教委員会 区役所:第三委員会室
現在教育委員会から提示されている統合(案)について、次回催される足立区文教委員会で決議されると、計画が大きく前進してしまいます。
我々に委員会での発言はできませんが、公聴することにより、決議にブレーキがかかる可能性があります。そこで皆様にも是非こちらの文教委員会を傍聴していただきたく、メンバーを募集します。
※注意!※ ただし傍聴できる人数は限られています。事前に人数の調整をしたいと思いますので、希望される方はあらかじめsengohirakyo@gmail.comまでお申し込みお願いします。

【千五守ろうNews】
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2011年11月25日金曜日

千五守ろうNews_No.27

千五関係者の皆様本日の朝日新聞の朝刊(東京川の手)に、
「足立区の千寿第五小学校 隣校と統合 地元「反対」、区教委「予定通りに」」
が掲載されました。是非、ご覧下さい。
【千五守ろうNews】
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2011年11月23日水曜日

千五守ろうNews_No.26

徹底検証11月12日教育委員会による統合説明会02

4:00~9:00の保護者お母さんの「子ども達を置き去りにしないでください。子ども達のことを考えてください。」という話は、
千五保護者の思いを代表する話です。皆さん、是非ご覧ください。



・ブログでご覧になれます。
http://sengosengo.blogspot.com/

・また、直接ご覧になることもできます。
http://youtu.be/XMC7E8kaOwA

【千五守ろうNews】
http://sengosengo.blogspot.com/ または、「千五守ろう」で検索

千五守ろうNews_No.25

徹底検証11月12日教育委員会による統合説明会01

”3.11震災を考慮せずとも、統合(案)を足立区として正式決定することは出来る。”
(1:40~5:00)



http://youtu.be/V5X9sJGh7hs

千五守ろうNews_No.24

2011年11月12日(土)午後1:00-4:00、足立区教育委員会より、千寿第五小学校と五反野小学校の統合について、保護者向けの説明会が開催されました。途中30分の画像データが壊れていました。この30分を除き、画像をYoutubeにアップし、ブログ「千五守ろうNews」に掲載しましたので、是非、ご一読下さい。教育委員会から、色々な課題に対する見解が示されました。徹底分析しましょう。

(足立区教育委員会および出席者全員了承のうえ、動画撮影を行いました。)





















2011年11月21日月曜日

千五守ろうNews_No.23

千五関係者の皆様

近藤区長に、メールをしましょう。再びお願いです。とにかく、一通でも多く出しましょう。
ちなみに、返事は必ず教育委員会から文書できます。
素朴な疑問で構いません。
例えば、
①地域・保護者がこれだけ反対しているのに、進めるつもりですか。教育委員会じゃなく、区長の考えをはっきり我々に伝えてください。
②過小規模校の教育環境向上が目的だったはずなのに、適正規模校同士を、学区変更してまでやるって、話が変形してきていませんか。区長の考えをはっきり我々に伝えてください。
③学校が古くなったので建て替えるとの説明を受けましたが、学校の耐用年数は何年なのですか。50年で建て替える、とのことですが、建物は何年で建て替えねばならない、検証を誰が、いつやったのですか。区長の考えをはっきり我々に伝えてください。
④教育向上との説明を受けていますが、具体的にどのようなメリットがあるのですか。区長の考えをはっきり我々に伝えてください。
⑤五反野小との合同説明会を、なぜ、やらないのですか。区長の考えをはっきり我々に伝えてください。

https://www.city.adachi.tokyo.jp/voice/voice.html


【千五守ろうNews】
http://sengosengo.blogspot.com/ または、「千五守ろう」で検索
【資料】
・地域問題として考える千寿第五小学校 統合計画案
http://inoko.dip.jp/project_a/千寿第五小学校地域が守らなくてはならない多くの理由.最終版.1doc.pdf
・教えて統廃合
http://inoko.dip.jp/project_a/amnnga.pdf

2011年11月20日日曜日

千五守ろうNews_No.22

千五関係者の皆様

● 教育長宛て文書発信
以下の文書を、11/15付で、教育長宛て送付しました。写しを区長及び足立区役所関係部門に送付しました。
引き続き、強い意志をもって、千五の考え方を、教育委員会にぶつけていきます。
----------------------------------------
足立区教育委員会教育長
青木光夫 殿
五反野小学校と千寿第五小学校の統合についての
地域への説明会、両校保護者への合同説明会の開催について
平成23年11月15日
千寿第五小学校
開かれた学校づくり協議会
会長 高野 泉
10月15日、11月7日、11月12日、足立区教育委員会より五反野小学校と千寿第五小学校との統合案について説明をしていただきました。しかしながら、依然として、千寿第五小学校が統廃合の対象となることについて合理的な理由が示されず、また、正式決定に向けスケジュール通りに進めたい、との説明を再三繰り返すため、説明会を重ねるたびに地域及び保護者の不安は日増しに大きくなっております。
1.      地域への説明会
今回11月12日の説明会において、
・足立区長による統合案を正式決定した後、東日本大震災を考慮した見直しを行う。学校は一義的に教育施設である。付随する防災およびコミュニティーの拠点としての機能の検討はなくとも、先ず統合案を正式決定することは出来る。
というご説明をいただきました。これは地域住民に対し重大な問題を提起する発言であり、地域住民を対象とした説明会を早急に開催し、区としての考え方を伝える必要があると考えます。
(依頼事項①)地域住民を対象とした説明会の早期開催(11月中)
2.      両校保護者への合同説明会
合同説明会については、両校保護者より、何度も提案されていることであります。千五側より11月12日の説明会を両校参加可能とする提案をさせていただきましたが、
・五反野保護者への説明に千五保護者が同席することは、五反野保護者を必要以上に不安にさせるものであり、教育委員会としては了承できない。
というご説明をいただきました。両校保護者に対して発信する情報レベルを同一にすることは教育委員会としての責務とのお話を何度もいただいているにも関わらず、両校保護者を一同に集めての説明会が開催されないことに対し非常に強い疑問を感じております。両校保護者を対象とした説明会を早急に開催し、同じ場において、教育委員会、五反野保護者、千五保護者が意見交換を行う必要があると考えます。
(依頼事項②)両校保護者を対象とした説明会の早期開催(11月中)

以上
写し:
足立区長、政策経営部、広報室、総務部、危機管理室、地域のちから推進部

【千五守ろうNews】
http://sengosengo.blogspot.com/ または、「千五守ろう」で検索
【資料】
・地域問題として考える千寿第五小学校 統合計画案
http://inoko.dip.jp/project_a/千寿第五小学校地域が守らなくてはならない多くの理由.最終版.1doc.pdf
・教えて統廃合
http://inoko.dip.jp/project_a/amnnga.pdf

2011年11月14日月曜日

千五守ろうNews_No.21

千五関係者の皆様

近藤区長に、メールをしましょう。
教育委員会の説明が続けられていますが、毎回納得のいかない説明が続いています。
以下から近藤区長にメールすると、区長は目を通しているとのこと。
回答は残念ながら区長から直接でなく、教育委員会からですが、「多くの人が疑問を感じ、納得していない。」ことを伝えることは出来ます。
(ちなみに、返事は必ず教育委員会から文書できます)
https://www.city.adachi.tokyo.jp/voice/voice.html
出来るだけ多くの関係者から、メールしていただくことをお願いします。
11/12の説明会、当初、ビデオ撮影禁止だったのを、教育委員会に認めさせたのも、この区長メールを通じてです。効果はあります。
よろしくお願いします。

【千五守ろうNews】
http://sengosengo.blogspot.com/ または、「千五守ろう」で検索
【資料】
・地域問題として考える千寿第五小学校 統合計画案
http://inoko.dip.jp/project_a/千寿第五小学校地域が守らなくてはならない多くの理由.最終版.1doc.pdf
・教えて統廃合
http://inoko.dip.jp/project_a/amnnga.pdf

2011年11月12日土曜日

千五守ろうNews_No.20

千五関係者の皆様

10/27現在の小学校選択応募状況を入手したので、お知らせします。

・千寿第五小学校(定員65)(注)抽選校の可能性あり
応募数69、学区内52/学区外17

・五反野小学校(定員65)
応募数55、学区内36/学区外19

・弘道小学校(定員65)
応募数54、学区内44/学区外10

・弘道第一小学校(定員65)
応募数60、学区内43/学区外17

・弥生小学校(定員100)
応募数99、学区内56/学区外43

・梅島第二小学校(定員65)
応募数43、学区内32/学区外11

変更希望は11/14(月)~18(金)受付。11/30(水)最終集計の公表。応募人数には国立・私立入学希望者が含まれている。

【千五守ろうNews】
http://sengosengo.blogspot.com/ または、「千五守ろう」で検索
【資料】
・地域問題として考える千寿第五小学校 統合計画案
http://inoko.dip.jp/project_a/千寿第五小学校地域が守らなくてはならない多くの理由.最終版.1doc.pdf
・教えて統廃合
http://inoko.dip.jp/project_a/amnnga.pdf>

2011年10月30日日曜日

地域問題として考える 千寿第五小学校  統合計画案

(以下の内容は、千五関係者に配布した「絆」というタイトルの説明文書です。是非、ダウンロードし、ご一読ください。)

地域と学校と保護者で長い時間をかけてつくりあげた千寿第五小学校。一人ひとりの子供を、先生方、地域の皆さん、そして保護者が一体となって、暖かく見守りながら育ててきました。
これだけの時間をかけ、関係者の熱意を積み重ねてつくりあげた環境は、もう二度と同じものはつくれません。

-----------------------------------------------
統合計画案は、ハコモノの数値だけを見て立案されたものです。

●人 命
今後 増加・変化する災害リスクについて、見直しをしていません。学校は地域避難場所として単なる教育の場以上の意味を持ちます。

●伝 統
実質的“廃校”は、培われた文化を無にしかねないものです。千五を中心に行われて来た全ての行事が無くなる可能性があります。

●未 来
学習環境の変化が児童の人生に及ぼす影響を考慮していません。地域の衰退化や居住者の増減に影響します。

-----------------------------------------------

■■■ 地域として守らなくてはならない理由 ■■■

■ 防 災 拠 点 → 人 命 軽 視

􀁺 災害時、避難場所を失う、又は遠距離避難になる事を受け入れられるでしょうか?
􀁺 災害時、援助物資の受入れ先であり、医療援助拠点となり得る避難場所を失うことが出来ますか?
􀁺 国道 4 号線、千住新橋 そして、災害対策道路などの地理学的に重要地点を切り捨てられますか?
􀁺 地域町会のみで避難民誘導や帰宅困難者受け入れをすることができるでしょうか?
3.11 災害時 帰宅困難者受け入れに対し千五は地理的条件から千人以上の受け入れをしました。
都は父兄が帰宅困難を想定し学校が児童を父兄に引き渡すまで学校内受け入れを決めました。
▶ 教員が存在する学校等では災害時には教員が避難民対応に従事してくれます。しかし、廃校にな
り、たとえ建物だけが残ってもその対応は地域町会等に委ねられるとの事です。
􀁺 地域では珍しく常駐が定例化している交番に近いこの場所は通常時、災害時ともに“安心できる場所”ではないでしょうか?


■ コミュニティの要 → 地 域 軽 視

􀁺 地域のコミュニティの場である千五は必要ないものでしょうか?
􀁺 千五を中心として、代々受け継がれてきた祭祀の行く末は?
􀁺 地少協などの活動への影響は?
􀁺 小学校が無くなる事で、将来に亘り被る“経済的損失”という事実を受け入れられますか?
地価の下落。子育て世代の流出、流入の減少…。商業への影響。

■教 育 ■ 防 災  → 現 状 無 視
􀁺 適正規模とされる12学級以上になったとしても統合は行うという矛盾。H24 年度より1、2年生は35人学級制となることを先日文科省は決定しました。
􀁺 教育環境の悪化と危険増加
2年に亘る工事期間中、両校の700名近い児童が千五小校庭にプレハブ・千五校舎で過ごします。プレハブが立ち並び、狭くなった校庭での児童の集合・避難は難易度が高いことは想像できますが、
▶ 災害時の避難方法は、全て現場対応として避難シュミレーションすらしていません。
▶ 当然地域住民の避難場所としても狭くなります。
▶ 狭くなる校庭対策としてプールの撤去も提案されましたが プールの水は災害時 貴重な消火用
水です。
􀁺 一クラスの人数が1.5 倍に膨れ上がるだけでなく、敷地面積に対する児童一人当たりの面積は半減(21.1 ㎡→9.1 ㎡)します。

-----------------------------------------------
様々な側面を持つ小学校という地域拠点を、それぞれ影響する部門や関係者との調整、検討もせず、数値だけを元にその後のビジョンもないまま押し進めようとする、この統合案に 千寿第五小学校開かれた学校づくり協議会は反対します。

2011年7月23日土曜日

2011年7月8日_実行計画案の保護者への配布

7月8日、何の前触れもなく、保護者宛て実行計画案が配布されました。この実行計画案の保護者への配布までの経緯を本日はお話します。

7月2日、千五開かれた学校づくり協議会(以下、千五開かれた協議会)は、翌週7月9日の夏祭りの最終確認の話し合いの場として、協議会開催を予定していました。

足立区教育委員会から、7月2日の協議会にきて、実行計画案を説明したい、という連絡が入りました。実行計画案は、統合を前提にした計画です。私たちは、なぜ千五が統合?という部分から疑問に感じており、なぜ千五が統合、この部分を統合ありきでなく話し合いたい、と教育委員会には申し入れをしていました。

「実行計画案の説明であれば、来ないでほしい。」

このように伝えました。教育委員会は、

「7月2日の協議会で、開かれた学校づくり協議会に説明させていただき、実行計画案を説明させていただきたい。その後、保護者に実行計画案を送付させていただき、7月13,14日の保護者会でも説明させてほしい。」という驚くべき回答。

これまで、何度となく教育委員会と話し合いの場を持ちましたが、話し合いで解決策を見つけるスタンスはゼロで、「説明させていただいた。」という実績づくりの場としてしか考えていないことは明らかでした。

昨年12月13,14日、足立区教育委員会が保護者会に説明に来ました。多くの保護者が参加し、足立区教育委員会の説明に怒りを感じました。答えになっていない説明でした。しかし、7月2日の開かれた協議会に来ないでくれ、との話をしている中で、色々な疑問をぶつけましたが、「昨年12月13,14日の保護者回で説明させていただいた。」との回答が多々ありました。

「ただ単に、説明という音声を発するのみ。説明する気はない。」

このような状況なので、7月2日、説明に来てもまともな議論にならないと考え、説明に来たいという申し出を断りました。

7月2日、開かれた協議会に来てみると、封筒に詰められた実行計画案が届いていました。説明させてもらえないなら、せめて実行計画案を受けとって欲しいとの置手紙を残し、協議会が始まる前に足立区教育委員会が来たとのことでした。

この日の千五開かれ協議会で、以下を決議しました。
・ 保護者への実行計画案の送付は、固くお断りする。なぜ千五が統合?という疑問を依然として持っており、また、正式な決定事項でない実行計画案を、正式決定までの流れを知らない保護者に何の説明もなく配布することは、保護者に大きな不安を与える。
・ 7月13,14日の保護者会に来ることは、固くお断りする。
・ 千五開かれた協議会が統合協議会に入る、というような千五協議会に関連する記述が含まれている実行計画案ならば、千五開かれた協議会の了承なしに、他校(五反野小)に配布することは固くお断りする。
この内容は書面にまとめ、足立区教育委員会に送付しています。

ここで、驚くべき行動に足立区教育委員会は出ました。PTA会長宛てに、

「千五開かれた協議会から、保護者宛ての実行計画案の送付の了解をもらおうと思いましたが、結果、了解をもらうことができませんでした。本来、千五開かれた協議会の了承をもらうべきと考えます。しかし、五反野小学校との情報格差(7月13,14日、五反野小でも保護者会を予定し、実行計画案を説明する予定とのことでした。)が無いようにしなければならないと考えおります。千五開かれた協議会から送付を断れましたが、PTAとして了解していただけないでしょうか。」

PTAも、

「保護者宛ての送付は固くお断りする。」

との判断を足立区教育委員会に伝えました。(PTAも千五開かれた協議会メンバーなのだから、回答がぶれるわけがない。)

このように、

・ 千五開かれた協議会
・ PTA

が反対したにも関わらず、7月8日、保護者宛てに実行計画案が送付されました。

私たち千五開かれた協議会には、「正式決定ではありません。あくまでも案ですが、保護者の方々が不安にならぬよう、出来るだけ早く教育委員会としての考え方を保護者にお伝えしたい。」
配布された実行計画案は、本当にあくまでも案であり、足立区長の正式決定で決まる、この部分の説明なく保護者へ配布。多くの保護者が「統合は決まったの?」という不安を感じたと聞きました。

「千五開かれた協議会に保護者への配布を申し出、断られ、次にPTAに申し出、断られた。」

このような状況でありながら、保護者宛て配布を強行した足立区教育委員会。

みなさん、このような進め方をする足立区教育委員会に、「子供たちにより良い教育環境を。」提供できると思えますか。

上記の進め方を聞いて、怒りを感じませんか。

みなさん、たくさんのコメントをお待ちしています。このブログの存在を、週明け、足立区教育委員会にも伝えます。

2011年7月21日木曜日

足立区教育委員会回答_2011年7月13日

そもそも、なぜ、千五が統合対象となるのか、7/2付で千五開かれた学校づくり協議会より質問状を足立区教育委員会宛て、送付いたしました。7/13、足立区教育委員会より回答が送付されてきましたが、私たちの納得のいく回答ではありませんでした。

まずは回答書全文をお伝えします。次回以降、この回答書に対する疑問をコメントさせていただきます。



足立区立千寿第五小学校
開かれた学校づくり協議会 様
足立区教育委員会

適正規模・適正配置に伴う千寿第五小学校に関する取組みについて(回答)

日頃より足立区の教育行政に対しまして、ご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。また、足立区立千寿第五小学校の開かれた学校づくり協議会活動においては、日頃からお力添えをいただき、重ねてお礼申し上げます。
平成23年7月4日付けでいただきました標記のご質問に対して、下記のとおり回答させていただきます。


質問1. 児童数・学級数の増加について

ガイドラインには、千寿第五小学校は「建物が古くなっており、学校規模も小規模が続いています。…また、平成14年度以降は11学級以下の小規模校となっています。」とあります。しかし、実際には平成19年度を底に、児童数・学級数共に高い比率で増加を続けており、千寿第五小学校を統廃合の対象とした前提が大きく変化してきています。教育委員会の「小規模化が続いている。」との認識は現状と合わないものとなっていると思料致します。千寿第五小学校の小規模化についての現状認識をあらためて説明をお願いします。

(質問1の回答)
千寿第五小学校の学校規模は、平成19年度以降、児童数・学級数ともに徐々に回復しております。一方で、平成14年度以降、最近の10年間は11学級規模以下の小規模校の状態が続いており、「区立小・中学校の適正規模・適正配置計画および改築計画に関する報告書」を策定した平成7年度と比較してみると、約25%児童数が減少しています。
また、千寿第五小学校の実児童数に加えて、五反野小学校や梅島第二小学校など、周辺地域の子どもたちの居住人数も、年代によりばらつきはあるもののやや少なく、将来を見据えた適正規模・適正配置を地域全体で考えていく必要があると考えています。
千寿第五小学校と五反野小学校の統合により、将来的にも地域の学校として安定的に学校規模を維持しながら、子どもたちの教育環境の向上を図ることが必要であると現段階においても考えています。


質問2. 適正規模・適正配置の考え方について

平成22年11月25日の教育委員会の回答では、「クラス替えができる1学年2学級以上としていくことで、多様な考え方に触れる機会が増える。」とのことでしたが、実際に学校に子供を預け、また地域として学校運営を外から支える立場としては、むしろ11学級以下で様々な特性を持つ子供に対応して教職員がきめ細かな指導を可能な現在の千寿第五小学校の規模が適切な規模と考えております。12学級から24学級が11学級より教育効果があり適正であるという理由について、説明をお願いします。

(質問2の回答)
平成22年11月6日のご質問と同様の趣旨であり、現段階においても教育委員会の考えに変更はありませんので、平成22年11月25日の回答と同じ内容になりますが、下記のとおり回答させていただきます。
足立区教育委員会では、12学級から24学級の適正規模による学校運営は、一定程度の児童・生徒数で互いに切磋琢磨する機会が多くなり、社会性の育成や人間性のさらなる向上につながると考えています。また、そうした教育環境を、可能な限り足立区の小・中学校すべてに提供していくことが足立区教育委員会としての役割であると認識しています。
小学校の場合、11学級以下の学校規模ではいくつかの学年が単学級となり、入学時から卒業まで同一集団で6年間の小学校生活をおくることになります。そのため、クラス替えができる1学年2学級以上としていくことで、多様な考え方に触れる機会が増え、切磋琢磨する中で学校生活をおくることができること、またより充実した学校行事を実施できることが子どもたちのさらなる成長につながると考えます。また、教員についても、同じ学年の教員同士で学習指導などの相談、研究、協力が進められることや、校務を教員全体で分担することで教育指導面以外の負担を軽減することもできると考えます。


質問3. 適正規模・適正配置の検討の進め方について

① ガイドラインに当面の取り組みエリアを定め、当該エリア内に立地する学校の統廃合が優先的に計画されています。エリアを定める目的・必要性について再三質問させていただきましたが、エリアそのものの場所(環状7号線、放射11号線、東武伊勢崎線、荒川で囲まれた地域)の説明しか回答(的外れ)しかもらえておりません。エリアが定められることにより、ガイドラインの中で早急に取り組むべき過小規模校への対応より先に千寿第五小学校が統廃合の候補となっております。過小規模校より優先して取り組むこととなるエリアの設定について、その目的・必要性についてあらためてご説明をお願いします。

② ガイドラインに「原則として、11学級以下の小規模校となっている小・中学校の検討を進めます。その中でも、学校全体で6学級以下の過小規模校となっている小・中学校の検討を早急に進めます。」とあることから、平成22年11月9日、協議会より現在の進捗状況を質問させていただきました。
平成22年11月25日の教育委員会の回答では、「平成22年現在、本木東小学校の他に6学級以下の小学校が3校、同じく6学級以下の中学校が7校あります。ガイドラインの記載にあるように過小規模校の解消は早急に取り組むべき課題であると認識している。」とのことでした。半年経ち、これらの学校への取り組みも相当進んだものと考えております。進捗状況をお知らせください。

③ 「原則として、11学級以下の小規模校となっている小・中学校の検討を進めます。」とあります。千寿第五小学校が12学級以上となった場合、つまり適正規模・適正配置の第一の基準を満足した場合でも、統廃合の対象となり得るのでしょうか。
平成22年11月25日の教育委員会回答では、「千寿第五小学校と五反野小学校の両校の学区域内の子どもの人数は年度によって増減はあるものの、ここ数年ほぼ横ばい傾向にあり、今後も大規模開発等に伴う大きな増加は想定しておりません。このような子どもの人数の状況から、両校の学区域内で1つの統合校を設置した場合でも適正規模校として運営できる。」とのことでしたが、それぞれの学校が適正規模に達しているにもかかわらず、適正規模校同士の統廃合が必要となることについて、ご説明をお願い致します。

(質問3の回答)
① 足立区の小・中学校の適正規模・適正配置の検討にあたって、エリアを選定して進めていることは、これまでご説明したとおりです。ガイドラインを作成した当時、西新井小学校の改築および第四、第七、第九中学校の大規模改修が進められていたことに加えて、早急に対応が必要な過小規模校であった本木東小学校、西新井駅西口駅前地区の大規模な集合住宅開発により地域の人口が大きく変化する栗原小学校および第七中学校、そして、現在教育施策の中で非常に大きな課題となっている施設更新を考えなければならない千寿第五小学校があったことから、ある程度のエリアを一体的に考えながら適正規模・適正配置を進めていくこととしました。
今後の適正規模・適正配置の事業推進につきましても、取り組みエリアを選定して取り組んでいく方針です。

② 現時点におきましても、教育委員会としては、過小規模校の解消は早急に取り組むべき課題であると認識しています。
今回、千寿第五小学校の実施計画(案)の公表と同時に、栗原小学校および第七中学校の実施計画(案)を公表させていただき、現在、関係各校の開かれた学校づくり協議会や保護者のみなさまに説明をさせていただいているところです。
この3つの実施計画(案)により、ガイドラインの中でお示しした当面の取り組みエリアの4つの小・中学校すべての事業に着手いたしました。足立区全体で適正規模・適正配置事業を継続的に推進していくため、現在、次の取り組みエリアについて検討を進めており、時期をみて、区議会等への報告を行ってまいります。

③ 千寿第五小学校、五反野小学校の学区域内の居住人数をみると、両校ともに2クラス規模ではありますが、平成23年度現在の千寿第五小学校の学級数は全体で11学級とやや小規模です。一方で、五反野小学校は平成23年度現在、学校全体で14学級となっていますが、学区域内の子どもの人数は今後40人台となり、やや少ない人数が続きます。
また、千寿第五小学校の施設更新も早急に解決すべき課題であり、千寿第五小学校の最も古い校舎は、昭和35年で建築後50年以上経過し、今後校舎の本体はもちろん、給水設備や電気設備など、様々な面で老朽化が進んでいきます。また、区の基本計画の中では、現在の財政面から考えると、保有する施設面積の約4割を縮減しなければならないことが示されており、そのうちの約6割が区立小・中学校であることを考えれば、多くの小・中学校をかかえる足立区の教育施策の中で、今後の施設更新は非常に大きな課題であると認識しております。
千寿第五小学校と五反野小学校を統合し、適正規模で運営することにより、子どもたちの教育環境の向上はもちろん、将来的にも安定した学校施設を維持することができると考えており、千寿第五小学校が12学級になった場合でも五反野小学校との統合を進めていきます。


質問4. 校舎の老朽化について

① 校舎の老朽化への対応のための費用について、協議会より再三質問させていただきました。当初、統合校新築20億円、両校大規模改修15億円×2=30億円となり、費用面で統合校新築が優位との説明を口頭で受けておりました。しかし、平成22年11月25日の教育委員会回答では、一転して統合校新築30億、両校大規模改修13億円×2=26億円となり、統合校新築の方が高コストとの回答をいただきました。高コストの統合校新築を選ぶ理由を明確化して下さい。

(質問4の回答)
① 教育委員会といたしましては、学校の適正規模・適正配置事業は長期的な視野をもって進めていくべきものと考えています。統合校を改築することで、短期的には両校を大規模改修するよりも建築費用が必要となりますが、千寿第五小学校の周辺を含めた子どもの人数を考慮すれば、五反野小学校との統合を進めることで、将来的にも安定した規模での学校運営ができると考えています。
また、建築経費の面だけでなく、区における教育行政費全般の視点からも考慮する必要があります。千寿第五小学校、五反野小学校ともに大規模改修をした場合には、将来的にも学校運営に伴う管理運営経費が継続して必要になりますし、学校ごとの教員・非常勤職員の配置など、教育に係る予算全体を考えながら、限りある財源を子どもたちの教育環境のさらなる向上のために、活用していかなければならないと考えています。


問6. 防災機能の確保について

① 東日本大震災をきっかけに、学校施設の防災機能としての重要性が改めて認識されております。大震災により防災機能について従来の基準を見直し、大震災級の災害に対応する動きが広まっております。今回の統合案は、このような防災機能としての適切性の検証を行った上で考案されたものなのでしょうか。あるいは今後、教育委員会として防災機能としての適切性の検証を行うのでしょうか。(統合案を教育委員会として考案した段階で、防災機能としての検討がなされていたのか、その後、なされるものなのか確認したい。)
② 小学校は、学校教育の場であると共に、地域の防災機能として重要な役割を担っています。学校統合に伴い、現在の五反野小学校、千寿第五小学校の両地域の防災機能を確保できると既に評価されたと思料致しますが、その評価内容のご説明をお願いします。

(質問6の回答)
① このたびの東日本大震災では、これまでの足立区防災計画で想定していなかった事例が発生しました。そのため、現在、足立区全体の防災計画の見直しを進めています。実際に起こってしまった災害を教訓として、足立区全体で今後の防災を考えていくことは非常に重要なことと考えます。
一方で、学校の適正規模・適正配置は、現在および将来の地域の子どもの人数に見合った学校数に整えていくことを目的としています。統合後の防災機能のあり方については、庁内関係所管課との協議を進めていく必要があると考えています。
② 平成22年11月6日のご質問と同様であり、現段階においても教育委員会の考えに変更はありませんので、平成22年11月25日の回答と同じ内容になりますが、下記のとおり回答させていただきます。
自治体の大きな役割として、防災対応力を高め住民の生命と財産を守ることがあります。そのため、足立区では防災計画を策定し、具体的な方策を定めています。
その中で、区立小・中学校109校および都立高校、私立学校等は、自宅が倒壊や焼失などで生活が出来なくなった場合の第一次避難所として位置づけられており、災害時には重要な避難施設となることから、大きな地震に備えるために耐震工事を行うとともに備蓄物品を整備しています。
このような中で、千寿第五小学校と五反野小学校の統合計画が進み、最終的に一方の学校施設がなくなる場合には、災害時の避難場所としての機能を担保すべく、地域全体の避難人員のバランスや避難する際の距離を考慮し、数箇所の避難所で対応する体制を考えています。
なお、統合が進んだ場合の避難所の指定については、担当所管の災害対策課と協力しながら、地域のみなさまとともに協議を行ってまいります。
質問7. 中学校への進学について
学校統合において最も懸念するのが、児童が出身校に限らず、分け隔てなく一体化できるかことと考えております。そこで重要な要素となるのが中学校への進学です。現在、五反野小学校は第十一中学、千寿第五小学校は第四中学校の学区域にありますが、中学への進学はどのような形とし、児童が出身校に限らず、分け隔てなく一体化を図ることが出来ると既に評価されたと思料致しますが、その評価内容のご説明をお願いします。

(質問7の回答)
平成22年11月6日のご質問と同様であり、現段階においても教育委員会の考えに変更はありませんので、平成22年11月25日の回答と同じ内容になりますが、下記のとおり回答させていただきます。
学区域の決定については、通学路について幹線道路、鉄道及び河川等を極力横断しないこと、また町会・自治会の区域もできるだけ分断しないことが望ましいと考えます。さらに、交友関係を継続するという点で、小学校と中学校の学区域についてもできるだけ整合させることが望ましいと考えます。しかし、全てを満たした学区域を決定することは地域ごとの子どもの人数や通学距離等から難しい状況にあります。
今回の千寿第五小学校と五反野小学校の統合については、現状では2つの中学校の学区域にまたがることになります。そのため、1つの中学校の学区域に変更した場合、一方の中学校の学区域内の子どもの人数が少なくなることが想定されます。このことから、足立区教育委員会としては、中学校の学区域については現在と同様とし、変更しない方向で考えています。


質問8. 千寿第五小学校区域の地域、第四地少協との結びつき

千寿第五小学校区域には、「足立四丁目町会」「足立高砂町会」「八千代自治会」「梅田東自治会」の区域と重なっています。これらの町会は同じ千寿第五小学校の区域にあることから非常に強い結びつきを持っています。また、これらの町会は第四地少協に属し同じく密接な関係を有しています。今回の統合案では、半径800m以内を小学校における望ましい通学距離とする適正基準に基づき、学区域の見直し案(梅田一丁目および梅田三丁目の一部を梅島第二小学校の学区域への変更)を教育委員会より提示されています。
このような学区域の変更は、これまで長年にわたり強い関係をもっていた「足立四丁目町会」「足立高砂町会」と「八千代自治会」「梅田東自治会」との関係を分離することに繋がり、また千寿第五小学校の児童育成の大きな柱となっていた第四地少協の解体に繋がります。
統合は2つの学区域をそのまま統合することが基本としながら、結局今回の統合案は、五反野小学校の校舎新設のために、千寿第五小学校及び千寿第五小学校を中心とする地域を解体するものと捉えています。この点についての見解をご説明下さい。

(質問8の回答)
千寿第五小学校と第四地少協との関係は、長い歴史の中で育まれ、地域の児童・生徒の健全育成のために大きな役割を担っていただいていることは十分認識しているところです。
統合校を、現在の五反野小学校の位置に提案させていただいているのは、約2,000㎡五反野小学校の敷地が広く、子どもたちの活動の幅が広がるという点においては、より広い敷地面積が望ましいと考えているためです。また、現在の千寿第五小学校の位置よりも東側に学校の位置が変わるため、特に小学生の通学における安全確保の観点から、通学距離や幹線道路を考慮し、今回、学区域変更を提案させていただきました。
統合校は、現在の五反野小学校の位置となりますが、これまで以上に地域に愛される学校になるためにも、第四地少協を始め、地域や保護者のみなさまの協力が不可欠でありますので、引き続きご支援・ご協力をいだきたいと考えています。


質問9. スポーツ大会における区議の発言に対する教育委員会の対応
6月12日、五反野小学校で開催されたスポーツ大会の挨拶で、五反野小学校と千寿第五小学校の統合が決定した、との発言があったことについて、教育委員会より事実と確認したとの連絡を頂きました。教育委員会で、この発言の事実関係をしていただいたことは確認させていただきましたが、その後、どのように対応されたのかお知らせいただいておりません。このような発言があった場合、事実関係の確認だけでなく、発言の撤回や同様の発言がなされないための対応を講じていることと思料致します。どのような対応をされたのかご説明をお願いします。

(質問9の回答)
今回の区議会議員の発言は、これまで教育委員会が区議会等を通じて全ての区議会議員に説明してきた情報から、区議会議員個人の活動の中で発言されたものであり、教育委員会が意見を述べる立場ではないと考えます。
教育委員会といたしましては、区議会議員への情報提供はこれまで以上に丁寧にお伝えするとともに、千寿第五小学校および五反野小学校の地域や保護者のみなさまに正確に教育委員会の考え方をご説明させていただきながら、一人でも多くのみなさまにご理解いただくよう努めてまいりますので、ぜひとも説明の機会をいただきますようお願いいたします。

平成23年7月13日
足立区教育委員会事務局
学校教育部 学校適正配置担当課長 XXXX
担当:適正配置担当係長 XXXX
適正配置担当係長 XXXX
電話 3880―5426(直通)

2011年7月18日月曜日

千寿第五小学校の未来を考える

”学校統廃合”

少子高齢化が進む中、避けることのできない、とても身近な問題です。このような問題は、多角的に検討され精査されたガイドラインに基づき、またその時々の環境変化を踏まえつつ、地域・学校・保護者の間で議論を重、進めるべきものです。

私たち千寿第五小学校開かれた学校づくり協議会(千五開協)は、平成22年10月、足立区教育委員会より、五反野小学校と千寿第五小学校(千五小)の統合案の説明を受け、議論を重ねてきました。

「学校の小規模化が進んでいる。児童数が減少している。」

足立区教育委員会の「12学級から24学級を適正規模とする。」という適正規模の基準を満たさない、との理由から、平成21年5月、千五小は統合の対象校となりました。

しかし、平成19年度の8クラス221名を底に、平成23年度は11クラス321まで児童数は回復しており、千五開協では、足立区教育委員会に対して、このような環境変化を踏まえ、統合ありきでなく、様々な選択肢について、学校・地域・保護者と話し合っていただくことを要求しています。

一方、足立区教育委員会は、「子供たちのためになる。」「費用を抑えられる。」、このような説明を繰り返し、私たちの意見に耳を傾けません。

昨年より、足立区教育委員会と、何度も議論を重ねてきましたが、

・ 子供たちのための具体策は何も持っていない。単純に、財政面から学校数を減らしたいだけ。
・ 立案段階で、五反野・千五を統合し両校を取り壊して新築することしか費用の検証をしていない。平成22年の説明では新築20億、両校大規模改修は30億。その後、千五開協より、文書による回答を二度要求。平成23年6月の回答は、新築30億、両校大規模改修が26億。億単位で新築の方が高いことが判明。
・ 地域の防災機能確保の検証をしていない。平成23年6月、「統合と、防災機能確保は別な話。」との回答。
・ 新校舎建築時、現在の千五小敷地にプレハブ校舎を建て2年間過ごすこととなるが、プレハブ校舎の安全性、災害時の地域住民への避難所提供などの検討をしたのか、という質問に対して「未検討」との回答。

このように、この統合計画は多々、疑問点があります。

「疑問に声をあげていきましょう。声をあげねば、ずさんな計画が前に進むだけです。」

このブログは、五反野小学校と千寿第五小学校(千五小)の統合について、正確な情報提供を行い、この問題を深く考える場となることを目的に、開設します。

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