平成17年、創立80周年記念誌、小島校長挨拶「地域の誇りである学校を引き継いで」より


「明治40年代、この地は度重なる大洪水に見舞われました。そのため十年余りの歳月をかけて荒川放水路が造られ、千住新橋もできました。この地域の子供たちは、この橋を渡り、旧千寿第三小学校に通っていましたが、風雨の強い日は橋の上で傘が飛ばされ、ずぶ濡れになったそうです。ここで”堤北にも学校を”との願いが高まり、地域の方々が役場に掛け合い、土地を探し、開校させてくれたのです。幾多の困難にもめげず、ようやく大正十四年に教室4、児童数165名で千住町立千寿第五尋常小学校として開校になりました。」(平成17年、創立80周年記念誌、小島校長挨拶「地域の誇りである学校を引き継いで」より)

地域の方々の子供たちへの思いが千五をつくり、統廃合の危機に対しても、地域の方々の反対が千五を守る大きな力となっています。
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地域と学校と保護者で長い時間をかけてつくりあげてきた私達の千五。一人ひとりの子供を、先生方、地域の皆さん、そして保護者が一体となって暖かく見守りながら、育ててきました。これだけの時間をかけて関係者の熱意を積み重ねてつくりあげた環境は、もう二度と同じものはつくれません。未来の子供たちのために必ず千五を守りましょう。そして、地域コミュニティーの要、地域の防災拠点の千五を必ず守りましょう。

2011年12月17日土曜日

千五守ろうNews_No.43

千五関係者の皆様

■署名
10,498 [2011.12.16現在]
・多くの方にご協力いただいております千五小統廃合計画見直しのための署名ですが、この度10000筆を超えました。ありがとうございました。区長へ手渡しの調整をしており、まだ日程は未定ですが、提出の際には多数の地域関係者・保護者・児童に参加していただき、区長に会いたいと考えております。ご協力よろしくお願いします。

■統合実施計画案 → 12月正式決定できず
・教育委員会は、当初12月初旬に「統合実施計画」を区長決定し、12月13日の文教委員会において決定を報告する予定でした。しかし、地域への説明が進まなかった等の理由から12月の決定は見送られました。教育委員会は12月の決定に向け強行な態度を崩しませんでしたが、地域と保護者が一体となった統合反対の動きがストップをかけました。統合実施計画そのものを消えておらず、教育委員会は引き続き計画を進めると主張していますが、統合反対運動が大きな力となったことは間違いありません。

・転機となったのが、11月、来年度の新入生が69名確保できたところです。これを境に町会の千五を守れの声が高まり、これに呼応するように区議の中に「来年11月、12クラスが確定する可能性があるのに、今の時点で統合を正式決定するのは拙速ではないか。」という声が出始めました。教育委員会は、千五がたとえ12クラスとなった場合でも統合する、と主張しています。しかし、実際に12クラスとなり適正規模に達した場合には、「統合ガイドラインのなかで、”過小規模校(6クラス)の対応を早急に進めます”していながら、地域・保護者が大反対している状況下において適正規模校同士の大規模統合を進める。」こととなり、反対の動きをさらに強めることが出来ると考えます。

反対運動は確実に千五を守る大きな力となっています。

力を合わせ、皆で千五を守りましょう。

【千五守ろうNews】
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